梅雨だけじゃなく、最近は一年中うねっている気がする——。
シャンプーを変えても、トリートメントを変えても、スタイリング剤を試しても、どうにも収まらない。
「もう歳だから仕方ない」と、少しあきらめかけていませんか?
結論から正直にお伝えします。
食事でうねりを「ゼロにする」ことはできませんが、新しく生えてくる髪が育ちやすい体の土台を作ることはできます。
この記事では、「変わること・変わらないこと」を正直に整理した上で、30代・40代が今日からゆるく試せる食事の工夫をお伝えします。
完璧にやらなくていい。続かない日があっても大丈夫。
そのくらいの気持ちで読んでみてください。
食事でうねりが「変わること」と「変わらないこと」

まず最初に、ここだけはっきりさせておきたいことがあります。
食事で「うねりが治る」と信じてどんなに頑張っても、変わらない部分があります。
そこを混同したまま続けると、「やっぱり食事じゃ変わらなかった」と正しくない結論を出してしまいます。
だから最初に、正直に分けておきます。

女性ホルモンの減少・頭皮のたるみによる毛包の変形
→ これらは食事では戻せません
栄養不足による髪の質の低下
→ 食事を整えることで、新しく生える髪の環境を改善できます
うねりはなぜ起きる?毛包と栄養の関係
髪の形を決めているのは、頭皮の中にある 毛包(もうほう)という小さな袋です。
毛包の断面が丸いほど直毛に、楕円や変形した形になるほど、うねりやくせが出やすくなると言われています。
- タンパク質・亜鉛・ビオチンが不足
- 毛包の細胞が正常に機能しにくくなる
- 髪のタンパク質(ケラチン)の分布が不均一になる
- うねり・広がり・パサつきが出やすくなる
食事でうねりそのものを「なかった状態」に戻すことはできません。
でも、新しく生えてくる髪が育つ環境を整えること はできます。
それが食事でできる、うねりへの正直なアプローチです。
栄養不足が髪に出るまでの流れ
- 食事が乱れる
- タンパク質・亜鉛・ビオチンなどが不足する
- 髪を作る材料が減る
- 髪が細くなる・ツヤが落ちる・うねりが目立つ
逆に言えば、食事を少し整えるだけで材料不足を補いやすくなります。
全部完璧でなくていい。「なんとなく意識する」を続けるだけで、数ヶ月後の髪は変わりやすくなります。
なぜ30代・40代で急にうねり始めるの?

「昔はくせなんてなかったのに、最近急にうねり始めた」—— この変化には、はっきりとした理由があります。
30代後半〜40代にかけて髪のうねりが増えるのは、主に3つの原因が重なっているからです。
- 女性ホルモンの減少:毛包を活性化する働きが徐々に低下し、うねりが出やすくなる
- 頭皮のたるみによる毛穴の変形:毛包の形が変わり、うねりやくせが出やすくなる
- 栄養不足と腸の状態の乱れ:食事で対応できる唯一のポイント
①②は食事だけでは変えられませんが、③は今日から少しずつ整えていくことができます。
女性ホルモンとの関係:なぜ「急に」うねり始めるの?
エストロゲン(女性ホルモンの一種)は、毛包※を活性化して髪のハリ・コシを保つ働きがあります。
これが30代後半から徐々に減り始めると、毛包の形が変わりやすくなり、今まで直毛だった髪がうねりやすくなることがあります。
「急に」感じるのは、変化が蓄積してある日突然気づくから。
髪は成長サイクルが長いため、毛包の変化がうねりとして現れるまでに時間がかかります。
※頭皮の中にある、髪の毛を作る「袋」
ホルモン変化や頭皮のたるみによって変形した毛包は、食事だけで元に戻すことはできません。
「食事を変えたのにうねりが治らない」という場合、この原因が関係していることが多いです。
食事で補える部分「栄養不足のうねり悪化」を防ぐ
ホルモン変化は避けられなくても、栄養不足が重なることでうねりがより目立ちやすくなる ことがあります。
タンパク質・亜鉛・ビオチンが足りていれば、新しく生えてくる髪はできるだけ健康な状態で育ちます。
「うねりを食事で治す」ではなく、「これ以上悪化させない土台を作る」 。
それが食事でできる、正直なアプローチです。
今日からやめると髪が変わりやすい3つの習慣

「何かを加える」より「何かをやめる」方が、実は続けやすい。まずは引き算から始めてみましょう。
① 食事を極端に減らすのをやめる
忙しくて食事が雑になっていたり、体型が気になって食べる量をぐっと減らしていたりしませんか?
栄養が極端に不足すると、体は命を守るための重要な器官に栄養を優先して送ります。
その結果、髪への栄養が最初に削られやすくなります 。
ダイエット後の2〜3ヶ月後に「急に抜け毛が増えた」「うねりがひどくなった」という経験をした方は、これが原因のひとつであることが多いと言われています。
食べる量を極端に減らす
→ 髪への栄養が最初に削られます
まず「今の食事量を急に減らさない」ことから始めてください。
それだけで十分なスタートです。
② 睡眠のリズムを少し整える
髪は、眠っている間に作られます。
成長ホルモンは深い眠りの時間帯に多く分泌されることがわかっています。
睡眠が不規則だと、髪を育てるサイクルも乱れやすくなります。
「いつもより30分早く布団に入る」を週に1〜2日だけ意識してみる。
特別な努力でなくていい。それだけで十分です。
③ カラーやパーマの頻度を少しだけ減らす
ヘアカラーやパーマは、髪の内側のタンパク質構造に化学的な影響を与えます。
繰り返すほど、うねりが出やすくなったり、髪が扱いにくくなったりする原因になることがあります。
2ヶ月に1回を3ヶ月に1回にする、それだけで髪へのダメージが蓄積するスピードが大きく変わります。
食事で取り入れると髪質が整いやすい3つのこと

やめることが少し整ったら、次は取り入れることを考えてみましょう。
「今日から全部やる」ではなく、ひとつだけ試す ところから始めてみてください。
① 毎食、タンパク質をなんとなく意識する
髪の 約80〜90%はタンパク質(ケラチン)でできています。
タンパク質が不足すると、新しく生える髪は細く、うねりやパサつきが出やすい状態になります。

卵・豆腐・納豆・ツナ・鮭・鶏むね肉・豆乳
「毎食、手のひら1枚分」を意識するだけでOKです。
1日どのくらい摂ればいい?
目安は 体重1kgあたり1g 。
体重50kgなら、1日50g前後が目標です。
- 卵1個 → 約6g
- 豆腐 半丁(150g) → 約7g
- 鶏むね肉 100g → 約23g
- ツナ缶1缶 → 約16g
- 納豆1パック → 約8g
朝に卵2個+豆腐、昼にツナ、夜に鶏むね肉を少し——それだけで50gに近づきます。
毎日完璧にやらなくていいので、「今日は意識できた」を積み重ねるだけ で十分です。
食事でのタンパク質補給が難しい方は、プロテインを活用する方法もあります。→ タンパク質と美容の関係について詳しくはこちら
② 亜鉛とビオチンを意識する
タンパク質をしっかり摂っていても、それを「髪に変える」ための栄養素が足りないとうまく機能しません。
亜鉛 は、食べたタンパク質をケラチン(髪のタンパク質)に変えるときに必要なミネラルです。
ビオチン は、毛包の細胞代謝を支えるビタミンの一種で、髪や爪に関わります。

卵・アーモンドやくるみなどのナッツ・しいたけ・えのき
毎日の食事にナッツをひとつかみ、きのこをちょっと足すだけでOK。
③ 腸を整えて、栄養を髪まで届ける
どんなに良い食事をしても、腸の調子が乱れていると栄養がうまく吸収されません。
髪への栄養も、腸できちんと吸収されてはじめて届きます。腸と髪は、思っている以上につながっています。

味噌・ヨーグルト・納豆・ぬか漬けなどの発酵食品
週に4〜5日なんとなく続けるだけで、腸の状態は変わりやすくなります。
腸内環境と美容の関係について詳しくは → ボーンブロスで始めるゆる腸活|飲む美容液で内側から整える
変化はいつ頃出る?正直な目安

「どれくらいで変わりますか?」これが一番気になるところですよね。正直にお伝えします。
髪は「ヘアサイクル」という成長サイクルを持っています。
新しい髪が生えてきて、成長し、抜けるまでに数年かかります。
食事を変えた効果は、すでに生えている髪には出ません。新しく生えてくる髪から少しずつ変化が現れます。
| 期間 | 期待できる変化の目安 |
|---|---|
| 〜数週間 | 腸の状態が変化し始めることが研究で確認されている |
| 3ヶ月 | 新しく生えてきた部分に、質感の変化を感じ始める方も |
| 6ヶ月 | 全体的な髪の質感・ツヤ・手触りに変化を実感しやすくなる |
※変化の感じ方には、個人差があります。
完璧にやらなくていい。
ゆるくでも、続けることが一番大事です 。続けられなかった日は、翌日からまた始めればいいだけです。
外側のケアも少しだけ

食事(内側)を整えながら、外側のケアも少し意識すると相乗効果が期待できます。
特別な商品を揃える必要はありません。今使っているものを、正しい方法で使うことが大切です。
- ドライヤーは根元からしっかり乾かす(半乾きのまま放置しない)
- シャンプーは指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗う
この2つだけで、髪と頭皮への負担がぐっと変わります。
うねりが気になるからと強くこすったり、ドライヤーを近づけすぎたりするのは逆効果です。
ゆるく続けることが、一番の近道

食事でうねりが「劇的に変わる」とは言い切れません。
でも、なんとなく続けることで「うねりが悪化しにくい体の土台」を作ることはできます。
今日からひとつだけ選んで、始めてみてください。
- 食事を極端に減らすのをやめる
- 週に1〜2日、いつもより少し早く眠る
- 毎食、なんとなくタンパク質を意識する(卵・豆腐・納豆から)
- 発酵食品をひとつ取り入れる(味噌汁・ヨーグルトから)
- カラー・パーマの頻度を少しだけ減らす
全部やらなくていいです。「引き算」と「なんとなく」が、ゆる美容の一番の近道です。

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